
「美しく泳いでいた熱帯魚が死んでしまった…」
悲しみの中で、「熱帯魚が死んだらトイレに流せばいいの?」と悩んでいませんか。
私も愛するペットを亡くした時、どうしていいか分からず頭が真っ白になった経験がありますよ。
この記事では、「熱帯魚が死んだらどうなる?」という疑問に答え、以下の内容を解説します。
- トイレや川に流してはいけない理由
- 土に埋めることのリスク
- 正しい供養と処理の方法
- 死んだ後の水槽の掃除
実は、熱帯魚が死んだらトイレに流す行為は、法律違反などの思わぬトラブルにつながる可能性があります。
この記事を読んで正しい知識を身につけ、大切なペットとの最後のお別れを後悔のないものにしてくださいね。
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この記事を書いた人

▶わかりやすいペット葬案内人
葬儀屋のスペシャリストとしてペットが亡くなった時の対処法や乗り越え方を紹介しています。犬の肉球のにおいと猫のツンデレが好き。
熱帯魚が死んだらトイレに流すのはNG?

大切に育ててきた熱帯魚が死んだら、悲しくてどうすればいいか分からなくなりますよね。動揺してしまい、「トイレに流せばいいのかな?」と考える方もいるかもしれません。
しかし、熱帯魚が死んだらトイレに流すのは絶対にやめてください。
良かれと思ってしたことが、思わぬトラブルや環境への悪影響につながってしまうからです。
ここでは、なぜトイレに流してはいけないのか、その理由を詳しく解説しますね。
配管詰まりなど思わぬトラブルの原因になる
熱帯魚が死んだらトイレに流してはいけない一番の理由は、配管詰まりのリスクがあるからです。
「小さな魚だから大丈夫」と思っていても、骨やヒレが配管の途中で引っかかってしまうことがあります。
そこにトイレットペーパーなどが絡みつき、大きな詰まりの原因になることも。
マンションなどの集合住宅では、自分のお部屋だけでなく建物全体に迷惑をかけてしまう可能性もありますよ。
高額な修理費用がかかるケースもあるため、絶対に避けましょう。
未知の病原菌で生態系を破壊する恐れがある
熱帯魚の体をトイレに流すことは、自然の生態系を壊してしまう危険性もはらんでいます。
特に外国産の熱帯魚の場合、日本の自然界には存在しない病原菌や微生物を持っている可能性があります。
それらが下水処理施設を通り抜けて川や海に流れ出ると、もともと日本にいる生き物たちに深刻な影響を与えかねません。
水槽という特殊な環境で生きてきた熱帯魚を自然に返す行為は、環境破壊につながるリスクがあることを知っておきましょう。
法律上の問題に発展する可能性がある
ペットの遺体を適切でない方法で処理することは、法律に触れる可能性があります。
動物の死体は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」において、一般廃棄物として扱われます。
これを公共の場である下水道に流す行為は、不法投棄と見なされる恐れがゼロではありません。
大切な熱帯魚との最後のお別れが、法律上のトラブルに発展してしまったらとても悲しいですよね。
あなた自身と、亡くなった熱帯魚のためにも、正しい方法で供養してあげましょう。
熱帯魚が死んだら土に埋めるとどうなる?
「自然に還してあげたい」という優しい気持ちから、お庭やプランターに埋めることを考える方もいるでしょう。
しかし、実は熱帯魚が死んだら土に埋めるのも推奨されていません。
トイレに流すのと同じように、土葬にもさまざまなリスクが伴うからです。
ここでは、なぜ土に埋めてはいけないのか、その理由を一つずつ見ていきましょう。
庭やプランターに埋めると生態系や植物に悪影響がある
たとえご自身の私有地であっても、死んだ熱帯魚を土に埋めるのは避けるべきです。
その理由は、遺体が持つかもしれない未知の微生物や病原菌が、土壌を通じて周囲の生態系に影響を与える可能性があるからです。※
また、分解の過程で土壌の環境が変化し、近くに植えている植物が枯れてしまうことも。
「肥料になるのでは?」という考えは間違いで、かえって大切な草花を傷つけてしまうかもしれないのです。
※参考:厚生労働省
公園や川辺に埋めると不法投棄で違法になる
公園や河川敷、近所の空き地など、自分の土地ではない場所に遺体を埋めることは絶対にやめてください。
- 他人の私有地
- 公園・広場などの公共施設
- 河川敷・海岸
- 山林・森林
これは法律で禁止されている「不法投棄」にあたり、罰則の対象となります。
- 5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金
- 原状回復命令
- 行政による改善要請や、地域社会での信頼喪失
大切なペットを弔う気持ちが、結果的に法律を破る行為になってしまうのは、あまりにも悲しいことですね。
見つからなければ良い、という問題ではありません。
社会のルールを守り、誰からも後ろ指をさされない形で、きちんとお見送りをしてあげましょう。
川や海に流すのも環境保護の観点から避ける
川や海へ流してあげることも、トイレに流すのと同じく環境保護の観点から避けるべきです。
「広い自然に放してあげたい」という気持ちはとてもよく分かります。
しかし、その行為が生態系を乱す原因になってしまうかもしれません。
熱帯魚の体に含まれる菌が、もともとそこに住む魚や水生生物に悪影響を与える恐れがあります。
私たちの美しい自然を守るためにも、川や海には流さないようにしましょう。
熱帯魚が死んだらどうする?3つの供養方法

トイレに流すのも、土に埋めるのもダメとなると、「じゃあ、熱帯魚が死んだらどうすればいいの?」と途方に暮れてしまいますよね。
大丈夫ですよ。きちんとルールやマナーを守った上で、心を込めて供養できる方法がちゃんとあります。
ここでは、熱帯魚が死んだ後の適切な3つの供養・処理方法をご紹介します。
あなたと熱帯魚にとって、一番良いお別れの形を見つけていきましょう。
| 供養方法 | 費用目安 | 遺骨の返却 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ペット火葬業者 | 5,500円~ | プランによる | 最も丁寧で安心できる供養方法。 思い出を形に残せる。 |
| 剝製や標本 | 熱帯魚1cmにつき 1,000円ぐらい | なし | 専門業者に 依頼する必要がある。 |
| 燃えるゴミ | ほぼ0円 | なし | 法律上は可能だが、 心情的に辛く後悔が残る可能性。 |
ペット火葬で骨を残すことも可能
最も心がこもり、後悔のないお別れができるのは、ペット火葬の専門業者に依頼する方法です。
「小さな熱帯魚でも火葬できるの?」と驚かれるかもしれませんが、専門の火葬炉で丁寧に対応してくれます。
『 ペット火葬ハピネス 』なら、メダカなどの小さな魚でもお骨を残せる高い火葬技術を持ち、ペット葬儀士の資格を持ったスタッフが丁寧にお見送りをサポートしてもらえます。
料金は業界最安値クラスなのも嬉しいポイント。熱帯魚の場合、サイズや重さにもよりますが最安料金が適応されることが多いです。
| 火葬方法 | 特徴 | 料金目安 |
|---|---|---|
| 合同火葬 | 他のペットと一緒に火葬 | 5,500円~ |
| 個別火葬 | 遺骨を返してもらえる | 13,200円~ |
| 個別火葬プレミアム | 拾骨・お焼香セレモニーあり | 16,500円~ |
| 自宅セレモニー葬 | 自宅でセレモニーを行い、火葬車で火葬・拾骨 | 29,700円~ |
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24時間365日対応
人間と同じように個別で火葬を行い、お骨上げをして、小さな骨壷に遺骨を納めてもらうことも可能です。
大切な家族の一員として、最後まで尊厳をもってお見送りしてあげたい、そんなあなたの優しい気持ちに一番応えてくれる方法ですよ。
剥製や標本にして思い出を残す
もし、美しい姿をそのまま残してあげたいと考えるなら、剥製や標本にするという方法もあります。
特に、思い入れの深い個体や珍しい種類の鑑賞魚が死んだ場合に選ばれることがあるようです。
これには専門的な技術が必要になるため、専門の業者に依頼することになります。
費用はかかりますが、生き生きとしていた頃の姿をいつでも見ることができるのは、大きな魅力かもしれませんね。
思い出を形としてそばに置いておきたい方には、良い選択肢の一つです。
燃えるゴミとして自治体のルールに従い処分する
法律上、動物の遺体は「一般廃棄物」として扱われるため、燃えるゴミとして出すことが認められています。
各自治体のルールを確認し、他のゴミと見分けがつかないように紙で包んだり、ビニール袋を二重にしたりして出しましょう。
ただ、家族同然だった熱帯魚をゴミとして出すのは、心情的にとても辛いことですよね。
私ペットを亡くした経験がありますが、ゴミとして処分することは考えられませんでした。
あくまで選択肢の一つですが、後悔しないかよく考えてみてくださいね。
熱帯魚が死んだらまずやること
水槽の中で動かなくなっている熱帯魚を見つけたら、胸が張り裂けそうな気持ちになりますよね。
頭が真っ白になってしまうかもしれませんが、そんな時こそ、飼い主であるあなたが落ち着いて行動してあげることが大切です。
最期の時間を安らかに過ごせるよう、感謝を込めて対応してあげましょう。
ここでは、熱帯魚が死んだらまずやるべきことを順番に解説しますね。
本当に死んでいるかを確認する(浮く?沈む?)

まず、本当に亡くなっているのかを静かに確認してあげてください。
熱帯魚が死んだら、体が浮くこともあれば、水底に沈んだままのこともあります。
ただ、病気や水温の急変で、一時的に動かなくなる「仮死状態」の可能性もゼロではありません。
網でそっと体に触れてみて反応がないか、エラが全く動いていないかなどを、慎重に観察しましょう。
すぐに水から出さず、少し時間を置いて様子を見ることも大切ですよ。
遺体をガーゼで優しく包み保冷剤で安置する

亡くなっていることが確認できたら、遺体をきれいな状態で安置します。
腐敗が進まないように、涼しい場所で保管してあげることが重要です。
まず、カルキ抜きした水で体を優しく洗い、ぬらしたガーゼやキッチンペーパーでそっと包んであげましょう。
そして、タッパーなどの容器に入れ、周りに保冷剤を置いて、涼しい場所に安置してください。
この処置をしておくことで、1〜2日はきれいな状態を保てます。
その間に、心を落ち着けて供養の方法を考えましょう。
死んだ原因を考える(病気の可能性)
少し気持ちが落ち着いたら、なぜ死んでしまったのか原因を考えてみることも大切です。
もし水槽に他の魚がいる場合、死因が白点病などの感染症であれば、他の魚たちにもうつってしまう危険性があります。
体の表面に白い点や傷、カビのようなものがないか、ヒレが溶けていないかなどを確認しましょう。
原因を考えることは、残された仲間たちの命を守ることにもつながります。
悲しい作業ですが、今後のために必要なことなのです。
熱帯魚が死んだ後の水槽はどう処理する?
熱帯魚とのお別れが終わっても、まだやらなければならないことがあります。それは、残された水槽の掃除と消毒です。
特に病気で亡くなった場合、水槽の中には病原菌が残っている可能性が高いです。そのままにしておくと、次に迎える魚が同じ病気にかかってしまうかもしれません。
少し大変な作業ですが、次に進むためにも、しっかりと水槽のメンテナンスを行いましょう。
他の魚がいる場合の水換えは慎重に行う
もし水槽に他の魚が残っている場合、水換えは慎重に行う必要があります。
死んだ魚がいることで水質が悪化している可能性が高いですが、急激に全ての水を換えてしまうと、残された魚に大きなストレスを与えてしまいます。
まずは死んだ魚を速やかに取り出し、全体の3分の1程度の水換えを数日おきに行うなど、少しずつ環境を改善していくのが良いでしょう。
他の魚の様子をよく観察しながら、焦らずに対応してください。
水槽や砂利・ろ過フィルターなどを洗浄する
水槽をリセットする場合、中のものを全て取り出してきれいに洗浄します。
水槽本体はもちろん、底に敷いていた砂利や流木、ろ過フィルターのろ材なども一つずつ丁寧に洗いましょう。
この時、食器用洗剤などは絶対に使わないでください。
洗剤の成分が残ると、次に生き物を飼う時に有害になってしまいます。
スポンジやブラシを使って、水だけで汚れをしっかりとこすり落とすのが基本です。
病気の感染を防ぐため熱湯や天日干しで消毒する
洗浄が終わったら、最後の仕上げに消毒を行いましょう。
病気の蔓延を防ぐためには、この消毒作業がとても重要になります。
水槽やヒーター、プラスチック製のアクセサリーなど、熱に強いものは熱湯をかけて消毒するのが効果的です。
また、砂利や石、流木などは、薄めた塩素で消毒もおすすめです。そのときは、界面活性剤の含まれていない塩素系漂白剤を使用してください。
消毒が終わったら、しっかりすすいでからカルキ抜きをしておきましょう。さらに天日干しをして乾燥させます。
しっかり乾燥させることで、残っている病原菌を死滅させることができるのです。
まとめ
この記事では、熱帯魚が死んだらどうするべきか、特にトイレに流すことの危険性や正しい供養方法について解説しました。
最後に、大切なポイントをもう一度振り返ってみましょう。
- 熱帯魚が死んだらトイレや川、土に埋めるのはNGです。
- 配管詰まりや生態系破壊、法律違反などのリスクがあります。
- 最も丁寧で後悔のないお別れができるのは、ペット火葬業者への依頼です。
- 死んだ後の水槽は、他の魚のためにもしっかり洗浄・消毒しましょう。
小さな体で、私たちにたくさんの癒しと感動をくれた熱帯魚。
そんな大切な家族の一員だからこそ、お別れの時も最後まで愛情を込めて、あなたが納得できる方法で見送ってあげてくださいね。
あなたの深い悲しみが、少しでも和らぐことを心から願っています。




